【ストーリー】
ショーンとエドは幼馴染。
動画配信サイトU-Tubeで有名になってやろうと、ホットドッグの大食いやら
ビデオゲームの実況配信やらつまらないネタ動画を投稿する日々を送っている。
その日も2人はショーンのおじいちゃんの家のガレージで動画の撮影にいそしんでいた。
ちなみに内容は生きたザリガニのハサミを身体中に付けてどれだけ耐えられるか？
というものだったのだが、それは今回の話に全く関係がない。

そんな代わり映えのしない日常が崩れた。
突然のゾンビパンデミック。
死者が蘇り生者を喰らう。
軍や警察の対応も追いつかず、その勢力は日に日に拡大を続けていった。
その脅威はついにショーンとエドの住む田舎町にも。
避難活動が進む中、2人はこう考えた。
『今ってトップU-Tuberになるチャンスなんじゃね？ゾンビ撮ってアップしようぜ！』
バカもここまでくると大したものである。
かくして、おバカな2人はゾンビで溢れる街の中心地へと向かった。
ショーンはじいちゃんの形見のリボルバーと弾薬をリュックに詰め、エドはスマートフォンと大量のドーナツを手に。

こうして雑居ビルに立てこもりつつゾンビパンデミックを世界に向けて配信する、
というバカ2人の終わりなき闘いが始まった。
『ゾンビ動画を世界に配信して有名になってやる！ このしょぼくれた町を出るんだ！』